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Newborn baby yawning and about to fall asleep on his back, gently cradled in the loving hands of his parents

ねんねに関するよくある質問

スリープコンサルティングを利用する必要性はありますか? 「赤ちゃんの睡眠に関する情報はネット上にたくさんあるのに、なぜわざわざスリープコンサルタントを雇う必要があるのか?」そう思われるのはもっともです。でも実は、その情報の多さこそが、多くの親御さんがサポートを求める理由でもあります。 インターネット上には赤ちゃんのねんねに関する膨大な情報がありますが、アドバイスが矛盾していたり、極端だったり、ご家族の価値観に合わなかったり、流行っているだけで科学的根拠に基づいていないことも少なくありません。そのため、調べれば調べるほど混乱してしまう親御さんがますます増えてきているのです。 「自分たちの赤ちゃんや家庭の状況を理解しつつ、専門的な知識を持ってサポートしてくれる人がほしい」これまでサポートをしてきたご家族の多くがそうおっしゃっていました。ただ情報が欲しいのではなく、「明確さ・安心感・個別のサポート」を求めていらっしゃるのだと思います。スリープコンサルタントはそのニーズを満たすために存在します。 もし赤ちゃんの睡眠に悩んでいらして「もう限界かも」「何をすればいいのか分からない」「もっと休みたい、安心したい」と感じていらっしゃるようでしたら、私にお手伝いできることがあるかもしれません。お気軽にお問い合わせください。

赤ちゃんが新生児じゃないのですが、サポートしてもらえますか? はい、もちろんです!小児スリープコンサルタントとして、新生児から未就学児までを対象に専門的なトレーニングを受けましたので、ご相談ください。 私が新生児を中心にサポートをしている理由は、できるだけ早く睡眠の基礎を整えることで、将来的にねんね問題やそれに伴う「ねんトレ(睡眠トレーニング)」の必要性を予防できると信じているからです。 すでに睡眠に悩んでいらっしゃるお子さんや、幼児のお子さんでも遠慮なくご相談ください。私にお手伝いできることがあるかもしれませんし、場合によっては別の信頼できる専門家におつなぎすることも可能です。

「赤ちゃんの睡眠は月齢によって変化するから、ねんトレは意味がない」と聞いたのですが… 確かに、赤ちゃんは発達の過程でいくつかの「スリープリグレッション(睡眠退行)」を経験します。これはごく自然な成長の一部です。しかしそれはねんねのサポートが無意味ということではありません。 私は、科学的な根拠とこれまでの経験から、正しい方法でサポートすれば赤ちゃんは安定したねんね習慣を習得できると確信しています。その習慣がついていれば、スリープリグレッションが起きてもその長さとストレスはぐっと軽減されます。 リグレッションや成長による変化に柔軟に対応しながら、持続的な睡眠の土台を築くことは可能です。この土台がしっかりとしていれば、成長に伴ってどんな発達的、身体的、環境的な変化があろうとも親御さんは自信をもってお子さんのねんねと向き合っていけるはずです。

今抱えている睡眠の悩みも、いずれ成長して解決するのを気長に待つのではだめですか? これはとても大事な質問です。スリープコンサルタントとして2点申し上げたいことがあります。 ひとつは、ご家族の優先順位がどこにあるのかということ。もうひとつは、今抱えているねんね問題がどのような問題か、ということです。 ご家族の優先順位について。例えば、頻繁な夜泣きや長時間の抱っこ、睡眠不足から赤ちゃんが不機嫌であっても、それを柔軟に受け入れて過ごしていらっしゃるご家族も沢山いらっしゃいます。どのような状況であってもご家族がそれを問題として捉えていないのであればスリープコンサルタントは必要ありません。 一方で、度重なる睡眠不足と疲労から親御さんが身体的、精神的な負担を抱えて、結果的に日常生活やご家庭に影響が出てしまうケースもあります。そのようなご家庭にとって、睡眠の問題は一刻も早く解決したい重要な課題になるはずです。 ふたつめに、すべてのねんね問題が月齢と共に自然に解決するとは限りません。研究によると、乳児期の睡眠問題がそのまま幼児期まで続くケースは少なくなく、長期的な睡眠不足は、親御さんのストレスや産後うつのリスクを高めることもわかっています(*)。今抱えているねんね問題の根本的な原因がどこにあるのか、それは月齢と共に自然に解消される一時的なものなのかを見極めることは重要です。家族みんなが睡眠不足の状態であっても、この先数週間我慢すれば改善されていくとわかっているのと、いつ終わるのかわからない、というのでは親御さんの精神的な負担は大きく変わってくるはずです。 このように、ねんね問題はご家族の事情と問題の特性を知ったうえで改善策やサポートを計画していくのが有効です。 * プリスクールの子どもが抱える睡眠障害の持続について:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/3559818/

「泣かせっぱなし(Cry-it-Out)」というねんねトレーニングの方法について意見を聞かせてください。 この質問はよくいただきますが、答えは明確です。私はスリープコンサルタントとしてこの方法は用いません。 「赤ちゃんは何時間も泣かせておけば、そのうち泣きつかれて寝るようになる」という考え方は、残念ながら今でも広く信じられています。この方法は「Cry it Out(CIO)」と呼ばれ、数多くある睡眠改善のアプローチのひとつに過ぎません。 私はCIOを含む厳しく強制的な睡眠トレーニングを生後16週未満の赤ちゃんに対して行うことには賛同していません。この時期の赤ちゃんに対しては「ねんねトレーニング」よりも「ねんねコンディショニング(sleep conditioning)」という表現を使うように心がけています。スポーツ選手がコンディショニングを整えることでパフォーマンスがあがるのと同じように、睡眠環境やコンディションを適切に整えることで赤ちゃんの睡眠の質と長さを自然に向上させていく方法です。 たとえ月齢の高い赤ちゃんであっても、ご家族のご要望がない限りCIOは用いないようにしています。赤ちゃんが不安や不快を感じて泣いているときには、安心させてあげるべきだと信じていますし、寝かしつけの時間は、赤ちゃんにとっても親御さんにとっても心地よく優しい時間であるべきだと信じています。不安、苦手意識、罪悪感、プレッシャーを感じながら毎日の寝かしつけをするのは赤ちゃんにとっても親御さんにとっても辛いはずです。 私のねんねに対するアプローチは、なるべく段階的で穏やかで親子の心身のつながりに根差したものであるように心がけていますので、ご安心ください。

「添い寝(ベッドシェアリング)」についてどう思いますか? 日本では一般的な添い寝ですが、アメリカの小児学会はSIDSや事故のリスクを高めるとして、行わないよう注意喚起しています。日本と違ってベッドが高いことからくる落下の危険性、マットレスや枕の柔らかさからくる窒息の危険性、両親の身体の大きさや薬物やアルコール摂取に起因する不慮の事故など、アメリカでの添い寝は日本の添い寝よりもより慎重になる必要があります。 ベッドシェアリングについて相談を受けた時、私はまず「なぜその選択をされたのか」を理解するように努めています。 ご家族が意図的にベッドシェアリングを選んでいる場合には、短期的・長期的に起こり得るリスクや課題についてしっかりとご説明した上で、ご家庭の睡眠環境ができるだけ安全になるようにアドバイスさせていただきます。 一方で、疲労や利便性、他に選択肢がないなどの理由で「仕方なく」添い寝に至ったご家族に対しては、もっと安全で、持続的で、ご家族みんながしっかり休める方法があることをお伝えし、その実現に向けてサポートするようにしています。

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